ROCK&ROLL

う~む、余りにも難解なタイトルをつけちまって全く筆(キーボード)が進みません。
某BSR誌によると今年はロックンロール誕生60年だそうですが
それはあくまで「ロック・アラウンド・ザ・クロック」(ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ)
がロックンロール最初のナンバーワンヒットを飛ばしてからという考え・・・
ではロックンロールの定義とは?って話になるからややこしいし
思いや考え方は人それぞれなんでもはや永遠に答えは出ないでしょ!って話。
時代を遡り1930~40年代のビッグバンド時代にはすでに「~ROLL」とか
「~ROCKN'」てなタイトル曲が存在する訳で(そのままずばり「ロックンロール」って曲もあり)
尚且つそういった類の楽曲はもちろんダンスミュージックなもんで余計面倒くさい。
確かに彼等ビッグバンドからの派生ミュージックの一つで有ることは間違いないが
私的には何か違うんですよね~こう「カアーッ」って来ない、もしくは「行くぞオラァー」
って感じがしない・・・何か足んない、初期衝動か!
ギターのリフが際立ち、ドラムのリズムが身体を揺すり、ボーカルが激しく吠える・・・
私がよく言う聴いてて「腰に来るヤツ」
そう考えると初期マディ・ウォーターズの小編成バンドスタイルのブギの方がよほどロックンロール!
いや待て、ロックギターの祖と言えばチャック・ベリーだな、リズムと言えばボ・ディドリーだし
シャウトと言えばリトル・リチャードと見事な程に私の定義にビッグ3が当てはまるな・・・
ただ少しひねって「ロックバンド」という括りだと初期のビートルズ(クオリーメン)も外せないぞ!
そうなるとストーンズの黒っぽさハズせないし・・・いやそれなら前手のマディが居るじゃないかと
ドンドン迷宮にハマって行く訳で・・・ホント自身の中でも回答は出ないですが
当時の白人、黒人との関係性は皆様の知識と判断に委ねるとして
ビッグ・ママ・ソーントンの楽曲を更に激しく卑猥にし米国中のお茶の間にタレ流し
その後は英国の若者を筆頭に世界中に名を馳せ"KING"とまで呼ばれたこのお方。
白人向けのビッグバンドから派生した黒人向けのダンスミュージックを
人種を超えて世に知らしめた偉大なる行為にロックンロールの生い立ちやら何やらが
凝縮されている事から私の中で一番ロックンロールに近い人としてこの一曲をどうぞ
エルヴィス・プレスリー「ハウンド・ドッグ」





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